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スポーツ少年団に関するお知らせ

スポーツ少年団2024/03/08

「全国スポーツ少年団競技別交流大会」は大会内容・運営方法を改善し、継続することを決定

この度、日本スポーツ少年団常任委員会および委員総会における協議の後、日本スポーツ協会理事会の承認を得て、全国スポーツ少年団競技別交流大会については、「大会内容・運営方法を改善したうえ、当面の間は継続」することを決定しました。

なお、継続するにあたって、
以下の取組について、令和6(2024)年度中に継続して検討してまいります。

【今後の取組】※令和6(2024)年度中に継続して検討
(1)子どもたちにとって望ましい大会の開催・普及に向けて「ジュニア・スポーツ大会レギュレーション(仮称)」(※1)を令和6(2024)年度中に策定します。また、競技団体並びに開催地と連携・協力し、令和7(2025)年度の大会から順次導入を目指します。

(2) 持続可能な大会運営に向けて、受益者負担の考えに基づき、参加料の設定、大会期間中の参加者の宿泊・食事・交通等を自己負担とすること等について検討します。

(3) 大会の目的を再確認するとともに、いわゆる「日本一を決める全国大会」とは一線を画すものとして、大会名称の変更を検討します。

(4) 大会の今後の在り方等について、都道府県スポーツ少年団並びに競技団体の現場の協力を得ながら継続して検討します。

全国スポーツ少年団競技別交流大会は、スポーツの歓びを経験する機会・研修の場を提供すること、またスポーツ少年団員同士が交流することを目的としている大会であり、いわゆる「日本一を決める全国大会」とは趣旨が異なるものとして、試合以外にも子どもたちの交流機会を設定しています。

日本スポーツ少年団は、今後も子どもたちにとって望ましい大会の在り方について検討を続け、スポーツ少年団が目指す大会の姿を明確に示すことで国内の様々な大会にも普及・浸透していくことを目指してまいります。

<参考> 公益財団法人日本スポーツ協会日本スポーツ少年団が実施している「全国スポーツ少年団競技別交流大会」は、2022年に策定した『スポーツ少年団改革プラン2022』(※2)において大会の在り方を検討することを明記し、また『アクションプラン2023-2027』(※3)において、令和5(2023)年度中に方向性を示すこととしていました。

※1 競技規則である「ルール」に対し、大会開催方法や運営に関する決まりを「レギュレーション」と呼んでいます。
※2 『スポーツ少年団改革プラン2022』はこちら
※3 『日本スポーツ少年団第11次育成5か年計画(アクションプラン2023-2027)』はこちら